ベーチェット病
ここでは舌の病気の中でも、ベーチェット病について詳しく説明していきます。

ベーチェット病とは、リウマチなどの膠原病とよく似た病態である膠原病類縁疾患に分類される自己免疫疾患の一つです。自己免疫の異常によって引き起こされる全身性の炎症疾患で、トルコの医師フルス・ベーチェット氏が報告したことから名付けられました。


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【ベーチェット病の原因】

ベーチェット病の原因は、詳しくは解明されておらず原因不明です。しかし遺伝や生活環境などに起因している可能性が指摘されていて、白血球の機能が過剰になることで炎症を起こす病気であることは分かっています。

【ベーチェット病の症状】

ベーチェット病の症状は、以下の典型的な4つの症状が主症状として挙げられます。
◆口腔粘膜症状
再発性のアフタ性口内炎を発症することが多く、初期症状として発症するものが大半です。潰瘍部分に触れると舌に強い痛みを覚えます。また、よく見る一般的なものと区別がつきにくいです。
◆外陰部症状
陰茎や陰嚢、大陰唇や小陰唇などの外陰部に潰瘍が見られます。かゆみや痛みによって自覚し、これが検査を受けるきっかけとなることも多いです。
◆皮膚症状
皮膚に赤いにきびのような触ると痛い発疹、結節性紅斑様皮疹が見られることがあります。発疹は良くなったり悪くなったりを繰り返します。また、皮膚が刺激に弱くなりカミソリ負けがしやすくなったり、針を刺すと真っ赤に腫れ上がるなどの特徴があります。
◆眼症状
眼症状としてはぶどう膜炎を起こすのが典型的で、視力が急激に悪化したり眼球の痛みなどが両眼ともに起こります。最終的には失明に至ることもあります。

これら4症状の他にも、副症状として関節炎や副睾丸炎、大腸潰瘍などの消化器疾患、深部静脈血栓や動脈瘤などの血管疾患、脳血管障害による麻痺や感覚障害などの神経疾患などが挙げられます。


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【ベーチェット病の治療】

ベーチェット病の治療は、今の所特効薬のような病気を治す薬や完治を目指す治療法が確立されていないため、各症状に対しての対症治療を行っていきながら寛解を目指すのが基本となります。また、いったんは寛解した後でも再発しないように少量のステロイドを継続して服用していく必要もあります。症状が強く現れている場合には、免疫を抑える免疫抑制剤を使用することもあります。
主症状は寛解後10年ほど経過してくると病態はおだやかになっていき、完治とは言わないまでも衰退していきます。ただし、急性期には眼症状によって失明したり、副症状によって死亡する恐れもある為、発症後は早い段階で治療を開始することが重要となります。


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